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換気扇の油汚れは簡単に落とせる?ギトギト汚れをラクに落とす掃除手順と注意点

生活

 

換気扇の油汚れは、気になっていても「ベタベタして触りたくない」「外し方がわからない」「掃除が大変そう」と後回しにしやすい場所です。

とくにキッチンの換気扇は、炒め物や揚げ物の油を毎日のように吸い込むため、気づいたときにはフィルターやファンがギトギトになっていることもあります。

ただし、換気扇の油汚れは、力まかせにこすれば落ちるものではありません。

大切なのは、油汚れに合った洗剤を選び、ぬるま湯でゆるめてから落とすことです。

軽いベタつきなら中性洗剤でも十分ですが、時間がたって固まった油汚れには、重曹やセスキ炭酸ソーダなどのアルカリ性洗剤を使うと落としやすくなります。

実際に、半年ほど放置した換気扇のフィルターをセスキ炭酸ソーダでつけ置きしたところ、こびりついた油が茶色く溶け出し、古歯ブラシで軽くなでるだけでかなり落としやすくなりました。

この記事では、換気扇の油汚れを簡単に落とすための洗剤選び、掃除手順、シロッコファンを外すときの注意点、汚れをためない予防法までわかりやすく紹介します。

この記事でわかること

  • 換気扇の油汚れに合う洗剤の選び方
  • 重曹・セスキ炭酸ソーダを使ったつけ置き方法
  • シロッコファンを外すときの注意点
  • 掃除でやりがちな失敗
  • 油汚れをためにくくする予防法

換気扇の油汚れは「洗剤選び」で落ちやすさが変わる

 

換気扇の油汚れを簡単に落としたいなら、まず汚れの状態に合わせて洗剤を選ぶことが大切です。

軽い汚れも、半年以上たまったギトギト汚れも、同じ洗剤で落とそうとすると失敗しやすくなります

汚れの状態 向いている洗剤 掃除方法
うっすらベタつく 中性洗剤 布やスポンジで拭く
ギトギトしている セスキ炭酸ソーダ ぬるま湯でつけ置き
固まってこびりついている 重曹・セスキ炭酸ソーダ 長めにつけ置きしてゆるめる
塗装や素材が心配 中性洗剤 目立たない場所で試す

 

軽い油汚れなら中性洗剤で落とせる

換気扇の外側や、最近ついたばかりの軽いベタつきなら、台所用の中性洗剤で十分落とせることがあります。

ぬるま湯に中性洗剤を少し混ぜ、布やスポンジに含ませてやさしく拭きます。

そのあと、水拭きと乾拭きをすれば、表面のベタつきはかなりすっきりします。

ただし、長期間放置した油汚れは中性洗剤だけでは落ちにくいです。

「何度こすってもベタベタが残る」という場合は、次のアルカリ性洗剤を使う方法に切り替えましょう。

 

頑固な油汚れには重曹やセスキ炭酸ソーダが向いている

換気扇にこびりついた油汚れは、酸性の汚れです。

そのため、反対の性質を持つアルカリ性の洗剤を使うと、汚れがゆるみやすくなります。

家庭で使いやすいものとしては、次の2つがあります。

洗剤 特徴 向いている汚れ
重曹 研磨力があり、やさしく使いやすい 軽め〜中程度の油汚れ
セスキ炭酸ソーダ 重曹よりアルカリ性が強め ギトギトした油汚れ

個人的には、換気扇のギトギト汚れにはセスキ炭酸ソーダのほうが使いやすいと感じました。

ぬるま湯に溶かしてつけ置きすると、冷えて固まっていた油が少しずつ溶け出し、茶色い汚れが浮いてきます。

アルカリ性洗剤を使うときの注意点

重曹やセスキ炭酸ソーダは便利ですが、どんな換気扇にも使えるわけではありません。

アルミ素材や塗装された部品に使うと、変色や塗装はがれの原因になることがあります。

使う前には、必ず次の点を確認してください。

  • 取扱説明書で使える洗剤を確認する
  • アルミ製の部品には長時間つけ置きしない
  • 目立たない場所で試してから使う
  • 手荒れ防止のためゴム手袋を使う
  • 洗剤を使ったあとは水拭きで残さない

「素材がよくわからない」「変色が不安」という場合は、まず中性洗剤で試すのが安心です。

 

換気扇の油汚れを簡単に落とす掃除手順

ここからは、実際に掃除するときの流れを紹介します。

換気扇掃除は、いきなりこすり始めるよりも、準備して、外せる部品をつけ置きし、本体を拭いて、しっかり乾かす順番で進めるとラクです。

手順 やること ポイント
1 電源を切る 安全確保
2 周囲を養生する 油汚れの飛び散り防止
3 フィルターやファンを外す 無理に外さない
4 つけ置きする ぬるま湯で油をゆるめる
5 本体を拭く 洗剤残りに注意
6 乾燥させて戻す 水気を残さない

まず電源を切って周囲を養生する

換気扇掃除の前に、必ず電源を切ります。

可能であればプラグを抜く、ブレーカーを確認するなど、安全に作業できる状態にしておきましょう。

そのあと、コンロまわりや床に新聞紙、キッチンペーパー、ゴミ袋などを敷いておきます。

換気扇の油汚れは、外した瞬間にポロポロ落ちたり、洗剤を使ったときに垂れてきたりします。

先に養生しておくと、掃除後の片づけがかなりラクになります。

用意するもの

  • ゴム手袋
  • 中性洗剤
  • 重曹またはセスキ炭酸ソーダ
  • ぬるま湯
  • スポンジ
  • 古歯ブラシ
  • キッチンペーパー
  • 厚手のゴミ袋
  • 乾いた布

シロッコファンを外すときは「逆ネジ」に注意

換気扇掃除で多くの人がつまずくのが、シロッコファンの取り外しです。

フィルターは外せても、奥にある丸いファンが外れず、そこで掃除をあきらめてしまう人も少なくありません。

特に注意したいのが、ファンを固定しているネジです。

一般的なネジは反時計回りでゆるみますが、換気扇のシロッコファンは、機種によって時計回りでゆるむ「逆ネジ」になっていることがあります。

これは、換気扇が回転するときにネジが勝手にゆるまないようにするためです。

知らずに普通のネジと同じ感覚で反時計回りに力を入れると、逆に締め付けてしまうことがあります。

外す前には、必ずネジ部分に書かれている「ゆるむ」「しまる」の矢印を確認してください。

矢印が見えにくい場合は、無理に力を入れず、取扱説明書やメーカーの案内を確認しましょう。

フィルターやファンはぬるま湯でつけ置きする

外したフィルターやファンは、ぬるま湯でつけ置きします。

シンクを直接汚したくない場合は、厚手のゴミ袋を二重にして、その中にぬるま湯と洗剤を入れると後片づけがラクです。

セスキ炭酸ソーダのつけ置き目安

  • ぬるま湯:40〜50℃程度
  • セスキ炭酸ソーダ:水1リットルに対して大さじ1杯
  • つけ置き時間:30分程度
  • 汚れがひどい場合:様子を見ながら1時間程度

つけ置きしていると、お湯が茶色く濁ってきます。

これは、油汚れがゆるんで浮いてきている状態です。

30分ほど置いたあと、スポンジや古歯ブラシで軽くなでると、最初からゴシゴシこするよりもかなり落としやすくなります。

ただし、長時間放置しすぎると素材に負担がかかることもあるため、様子を見ながら進めましょう。

本体内部はキッチンペーパーで洗剤を密着させる

フィルターやファンをつけ置きしている間に、本体側を掃除します。

本体内部は丸洗いできないため、洗剤を直接大量にかけるのは避けたほうが安心です。

おすすめは、セスキ炭酸ソーダ水をキッチンペーパーに含ませ、汚れた部分に貼りつける方法です。

セスキ炭酸ソーダ水の目安

  • 水:200ml
  • セスキ炭酸ソーダ:小さじ2分の1程度

キッチンペーパーを10分ほど密着させてから拭き取ると、油汚れがゆるんで落としやすくなります。

最後は、洗剤残りを防ぐために水拭きし、乾いた布で仕上げます。

洗った部品は完全に乾かしてから戻す

掃除が終わった部品は、しっかり乾かしてから戻します。

水気が残ったまま取り付けると、におい、サビ、ベタつき残りの原因になることがあります。

特にファンの細かいすき間やネジまわりは水分が残りやすいです。

乾いた布で拭いたあと、しばらく置いて自然乾燥させると安心です。

 

換気扇掃除でやりがちな失敗

換気扇掃除は、方法を間違えると汚れが落ちにくいだけでなく、部品を傷めることもあります。

簡単に済ませたいときほど、次の失敗には注意しましょう。

強くこすりすぎる

油汚れが落ちないと、つい力を入れてこすりたくなります。

しかし、金属たわしや硬いブラシでこすると、塗装がはがれたり、細かい傷がついたりすることがあります。

傷がつくと、次から汚れが入り込みやすくなることもあります。

落ちないときは力を足すのではなく、洗剤をなじませる時間を足すほうが安全です。

洗剤を混ぜて使う

「強く落としたいから」といって、複数の洗剤を混ぜるのは危険です。

特に塩素系洗剤と酸性洗剤は、絶対に混ぜてはいけません。

換気扇掃除では、まず中性洗剤、次に重曹やセスキ炭酸ソーダというように、汚れに合わせて単独で使いましょう。

アルカリ性洗剤を長時間放置する

セスキ炭酸ソーダや重曹は油汚れに便利ですが、長くつけ置きすればするほどよいわけではありません。

素材によっては変色や傷みにつながることがあります。

特にアルミ製の部品や塗装面は注意が必要です。

最初は30分程度から試し、汚れの落ち具合を見ながら調整しましょう。

水気を残したまま戻す

掃除後に水気が残っていると、においやサビの原因になることがあります。

「きれいになったから終わり」ではなく、最後に乾燥させるところまでが換気扇掃除です。

乾拭きと自然乾燥をセットにしておくと、仕上がりがすっきりします。

換気扇の油汚れをためない予防法

換気扇掃除をラクにする一番のコツは、油汚れをためすぎないことです。

汚れが軽いうちなら、強い洗剤も長いつけ置きも必要ありません。

調理後すぐに外側をひと拭きする

油汚れは、冷えて時間がたつほど固まりやすくなります。

そのため、炒め物や揚げ物をしたあと、換気扇の外側をキッチンペーパーで軽く拭いておくだけでも効果があります。

毎回きっちり掃除する必要はありません。

「油を多く使った日だけ10秒拭く」くらいなら続けやすいです。

外付けフィルターを使う

市販の外付けフィルターを使うと、内部のファンまで油汚れが入り込みにくくなります。

汚れたら交換するだけなので、本格的な掃除の回数を減らしやすいです。

ただし、フィルターを貼りっぱなしにすると吸い込みが悪くなることがあります。

汚れ具合を見ながら、定期的に交換しましょう。

掃除頻度の目安を決めておく

換気扇掃除は、気づいたときにやろうとすると後回しになりがちです。

あらかじめ目安を決めておくと、汚れがひどくなる前に動きやすくなります。

お手入れ内容 目安 やること
外側の拭き掃除 週1回程度 表面のベタつきを拭く
フィルター確認 月1回程度 汚れ具合を見て交換・洗浄
本格掃除 3〜6か月に1回程度 フィルターやファンをつけ置き

料理の頻度が高い家庭は短めに、外食が多い家庭は少しゆるめでも大丈夫です。

大切なのは、完璧な頻度ではなく、続けやすいペースにすることです。

 

まとめ

換気扇の油汚れは、ただ中性洗剤でこするだけでは落ちにくいことがあります。

軽いベタつきなら中性洗剤で十分ですが、ギトギトに固まった油汚れには、重曹やセスキ炭酸ソーダなどのアルカリ性洗剤を使うと落としやすくなります。

掃除のポイントは、汚れをいきなり削るのではなく、ぬるま湯と洗剤でゆるめてから落とすことです。

また、シロッコファンを外すときは、逆ネジになっている場合があるため、必ず「ゆるむ」「しまる」の表示を確認しましょう。

最後に、この記事のポイントをまとめます。

  • 軽い油汚れは中性洗剤で拭き取る
  • 頑固な油汚れには重曹やセスキ炭酸ソーダが向いている
  • セスキ炭酸ソーダは水1リットルに大さじ1杯が目安
  • つけ置きは30分程度から様子を見る
  • シロッコファンは逆ネジの場合があるため回す方向に注意する
  • アルミや塗装面はアルカリ性洗剤で変色することがある
  • 掃除後は水拭きと乾燥を忘れない
  • 調理後のひと拭きと外付けフィルターで汚れをためにくくできる

換気扇掃除は、力まかせに頑張るよりも、汚れの性質に合わせて落とすほうがずっとラクです。

まずは外側の拭き掃除やフィルターの確認など、できるところから始めてみてください。

ベタベタがたまりにくくなるだけで、次の掃除の負担はかなり軽くなります。

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